【マクアケ開始まであと11日!】側生地に採用した素材とは?ポイントは温度調節機能!

カテゴリーお知らせブログ活動報告睡眠

2021/10/21

みなさんこんにちは!アスリートやプロスポーツ選手を目指す学生中心に睡眠指導および睡眠管理をしておりますOfficeS4S代表の松本光浩と申します。最近では事業拡大からの法人化を目標として、スポーツだけでなくさまざまな睡眠に関連する課題への取り組みを行なっています。

タイトルにもあります通り、マクアケ開始まであと11日となりました!
少しずつ商品の詳細についても記載していこうと思っています!

側生地に採用した素材とは?

今回僕が製作を掛け布団本体を依頼しているのは、島根県にある「浅尾繊維工業株式会社様」です。

掛け布団を作ろう!となってから、いくつか製作会社に連絡を取りました。
今回のコンセプトと当初は違っていて、もっと奇想天外なものを作ろうかとは思っていましたが、いろんなメーカー様とお話する中で、わざわざいきなり変化球を投げなくてもいいかなという結論に至りました。(笑)

ただ、今回のコンセプトとして、「起きた時寒いと思ったら掛け布団が外れていた」とか、「夜中に暑くて蒸れた感じがして起きた」というのを無くしたいと考えていました。これは相談でよく受ける内容でもあれば、僕自身がたまに感じることもあったからです。

中にはメーカー様の中にも、「掛け布団はありきたりなもので十分。ブランディングで売ってくんだよ」とかいう当たり前ではあるもののやる気のない返答が来たり、「うちではこれ以外には作れません」といったような要望に応えていただけないこともしばしばでした。

もちろんメーカー様はそれなりの理由があるので、それがだめということはありませんが、その中で浅尾繊維工業様は、初回から誠意をもって接していただけたように感じました。僕から質問することも、担当者の方から質問を投げていただくこともあった中で

「そのようなコンセプトでしたら、温度調節機能素材を使いますか?」
とご提案をいただきました。
存在は知っていたものの掛け布団に使用するのはアイデアになかったので、その場で詳しくお聞きし、コンセプトにピッタリとフィットしたのですぐに採用しました。

今回採用した温度調節機能素材はアウトラスト®というもので、2-30ミクロンという小さなマイクロカプセルの中に入ったパラフィンワックスが体からの余分な熱を吸収し、寒くなると蓄えていた熱を放出するという働きで、快適な体感温度へとコントロールしようとします。

もっと簡単にいうと、暑いときは肌を冷まし、寒い時は肌を暖めてくれます。

採用を決めてからもその他の使用について担当者の方とイメージを擦り合わせていきました。
ネットで「アウトラスト 布団」とするといくつか出てきて、その情報も共有しどこが他のアウトラスト®を使用している製品と違うのですかと問い合わせたりもしました。

アウトラスト®を中綿に採用している布団はいくつか安価なものでも見られたのですが、今回それを踏まえて側生地への採用を決めました。
アウトラスト®はボディコンタクトによって温度調節機能を発揮します。
中綿よりも側生地の方が効果が発揮できると考えました。

やはりメーカー様はプロで、こういうイメージがあると共有すれば、最適な素材や案を提示してくれます。コンセプトから側生地を決めたことで今度は中綿素材の選定に入りました。

中綿素材の詳しい内容は次の投稿で記載しようと思います!

OfficeS4S 代表
睡眠指導者 松本

【マクアケ開始まであと12日!】数ある寝具の中からなぜ、掛け布団を選んだのか。

カテゴリーお知らせブログ活動報告睡眠

2021/10/20

みなさんこんにちは!アスリートやプロスポーツ選手を目指す学生中心に睡眠指導および睡眠管理をしておりますOfficeS4S代表の松本光浩と申します。最近では事業拡大からの法人化を目標として、スポーツだけでなくさまざまな睡眠に関連する課題への取り組みを行なっています。

さて、タイトルにもあります通り、マクアケの開始まであと12日となりました。
今回は数ある寝具の中で、なぜ掛け布団を選んだのかについて話したいと思います。

掛け布団の撮影の様子や発表時の投稿はこちらからご覧ください!

「皆さんは寝具といったら何が思いつきますか?」

マットレス・敷布団・掛け布団・枕・シーツ・ベッドパッド・ベッドフレーム・・・
寝室まで範囲を広げると、照明、アロマ、インテリア関連のものなども思い浮かぶのではないかなと思います。

僕自身DMでも、講義後の質問でも良く
「快眠できる寝具はありますか?」という質問をもらいます

睡眠障害であったり、睡眠に関しての直接的な問題解決はなかなか寝具からアプローチできることは少ないのですが、それでも睡眠中をともにする寝具をこだわることで、ある程度解決できる問題もあります。

僕が大学生でトレーナーのお仕事をしている時、これはこの仕事にもつながった原体験でもあるのですが、ペアストレッチを行なっている時に
「腰が痛い」とよくおっしゃられる方がいました。当時は既に睡眠コンサルタントという資格を取得していたのですが、そこでなんとなく「どんなときに一番痛みを感じますか?」と尋ねると
「起床時に一番痛みます」とのこと。
続けて僕はどんな寝具で寝ているのか尋ねました。するといつかったのかわからないようなせんべい布団で寝ていると。
話を進めると、疲れすぎて畳みで寝てしまうことがあり、その時は腰が痛くないことが多いということでした。
※腰痛全てにこちらが当てはまるわけではないのでご注意ください。

僕はそこで、敷布団を変えることを提案すると、次の週
「松本先生に言われた通り、変えたら腰が朝痛くなりました!」と。当時はめちゃくちゃ嬉しかったことを覚えています。

その方は中年男性、割と体格も大柄で、お尻が完全に埋もれてしまっていたんだと思います。畳の方が隙間ができてしまいますが、今までのような落ち込みがない分いつもの痛みからは解消されたのだと思います。

このように寝具で解決することもあるのですが
何かこのようなことができないかと考えました。

僕が相談を受けていたスポーツ選手の中では結構朝型に起きてしまう人が多く、原因はおそらくいろいろあるのですが、その一つに「温度関係」があるのではないかと思いました。

起床時に布団がずれていたり、「寒い」「暑い」様々な特徴があったときに、これは寝具で解決できるのでは?と考えたのが掛け布団を創ろうと考えたきっかけのひとつです。

もう一つは冒頭でも書いたのですが
「何か快眠できるいい寝具はない?」という質問に対して、マットレスや枕はいろいろなメーカーのものを知っていて、自分が好きなものやオススメできるものがあったのですが、掛け布団に関してはあまり見当たりませんでした。

「見当たらないなら、作ってしまおう!」

ということで掛け布団を選択しました。
今回作った掛け布団はかなり機能性を重視しています。それについてはまた別の記事にしたいと思います。

先ほど書いた問題解決には、どのような機能を備えればいいか。
考えて素材にはとことんこだわりました。

次は掛け布団の詳細について書いていこうと思います!!

OfficeS4S 代表
睡眠指導者 松本

【マクアケ開始まであと13日!】掛け布団モデル撮影~都内ホテルで準備から撮影まで~

カテゴリーお知らせブログ活動報告睡眠

2021/10/19

みなさんこんにちは!アスリートやプロスポーツ選手を目指す学生中心に睡眠指導および睡眠管理をしておりますOfficeS4S代表の松本光浩と申します。最近では事業拡大からの法人化を目標として、スポーツだけでなくさまざまな睡眠に関連する課題への取り組みを行なっています。

先日、掛け布団と掛け布団カバーをマクアケにて販売することを発表しました!

一応タイトルには変更の可能性ありと書いたのですが、おそらく予定通り、11/1に開始できそうです!

さて、この掛け布団をサンプルが届き、割とぎりぎりでカバーのアイデアとメーカー様からお声がけいただき、スケジュール詰め詰めで行なったので結構慌ただしい日々を過ごしておりました...

マクアケのページ作成や宣伝などに使う写真を今回都内某所のホテルで撮影を行いました。今回この撮影が終了するまでに行なったことが割と多くて

・モデル選定(今回は俳優さんの方にお願いをしました)
・ホテル予約
⇒(これが撮影ができないとか、一人しか予約できないとかで結構苦労しました)
・サンプル取り寄せ・交渉
・カメラ照明機材レンタル
・撮影構図、スケジュール設定

これに加えてページ作成や画像編集依頼、自らの画像編集...
もうてんやわんやでした(笑)

企業に勤めていればこんなのはチームで各役割に分かれていれば全然楽なんですけどね(笑)

今回は当日のスケジュール感を振り返ってみたいと思います。

まずは荷物が多い...(笑)スケジュール的に掛け布団とカバー着脱が大変で時間がかかってしまうと思ったのでサンプルの掛け布団が2つ、カメラ機材に照明セット、パソコンなど諸々で

しかも当日は結構天候が悪く、傘も必須で結構しんどかったです(笑)
モデルさんにもこの中お越しいただいて大変助かりました。

ホテルに到着して、スタジオセットということで
照明機材などを組み立て。

他にも撮影構図の確認や、スケジュール確認などで割とぎりぎりになってしまいました。

実際に撮影の様子はこんな感じです!

上手くいかない感じも結構ありましたが、割と予定通りに撮影が終わりました!
撮った写真をタイムリーですぐ画像編集者の方に依頼をしたり、当日ですらばたばた過ごしていました。

大きなハプニングも起こらず、無事撮影が終わりました。
モデルさんの帰宅後、ホテルのデイユースでとっていた時間が結構ありましたので、片付けをしても時間が余るくらいでした。

ホテルを使って仕事をしている人がテレワークが普及して多くなっていると聞いていましたが、ホテルを使うとなんだか優雅に仕事ができますね(笑)

仕事の休憩中は、想像以上にホテルが綺麗だったので、ちょっとふらふらしてました。

撮影を終えて、予約時間がきて機材を持ち運ぶ僕。

普通に満身創痍。(笑)

でも全部自分でやる事もなかなかない経験ですし、とても良かったです!

タイトルにもありますが、マクアケ開始まであと13日です!
プロダクトの情報もどんどん出していこうと思いますのでぜひチェックしてください!

OfficeS4S 代表
睡眠指導者 松本

【重大発表】11月1日(変更の可能性あり)マクアケにて「掛け布団+掛け布団カバー」を先行販売します!

カテゴリーお知らせブログ活動報告睡眠

2021/10/18

みなさんこんにちは!アスリートやプロスポーツ選手を目指す学生中心に睡眠指導および睡眠管理をしておりますOfficeS4S代表の松本光浩と申します。最近では事業拡大からの法人化を目標として、スポーツだけでなくさまざまな睡眠に関連する課題への取り組みを行なっています。

今回はタイトルにもある通り、重大発表です!!
今まで引っ張りに引っ張ってきたマクアケにて先行販売する「寝具」の詳細の情報解禁です!

まず、前日に撮影の様子を載せて今日発表!という予定だったのですが、思った以上にスケジュールが立て込んでしまいまして、前日の投稿ができませんでした...

ですので、明日、撮影現場や撮影の感じなど投稿していこうと思います!

では本題です!
来月の頭から、「掛け布団と掛け布団カバー」をマクアケにて先行販売します!
(本日担当の方連絡を取り合っていますが、もしかすると延期する可能性もあります)

もう商品もできてるんです!!!

プロジェクト開始は11月ですが、終了は11月末です!
マクアケに掲載されているプロジェクトの中では比較的短いです!

短期間でどれくらい販売できるかという感じです。
お届け自体はおそらく1月から3月にかけてのお届けとなります。

少し肌寒くなってきて、布団も変え時にはなってきていませんか?
また、お届けは年始の可能性が高いです。
引っ越し等を良い機会に、一度買い替えを検討してみてはいかがでしょうか?

あとはプロジェクト内容ですが、今回は

「All or Nothing方式」といって、目標金額に達成しなければ1円も発生しない方式をとっています。

商品を販売する方は結構「All in方式」といって、目標金額に達成していなくても、終了時に集まった金額(から手数料を差し引いた額)は得られるような方式をとる方が多いです。

ただ僕はまだメーカーではないので、これをプロモーションに使うというよりは、商品化できるかどうかの大勝負、背水の陣というわけです。

ですので投稿もPRも一生懸命行ないます。
一人でも支援していただく方がいたら、必ず成功させなければいけません。

というのも、せっかく支援していただいたのにもかかわらず、目標金額に達成できなかった場合は商品化ができないというわけです。ですので何が何でも成功させてやります!

掛け布団にももちろんですが、掛け布団カバーもしっかりとこだわりを持って作っています。これから少しずつ商品についての投稿も行なっていきたいと思います!

商品に関してご質問などがあれば、いつでもご質問ください!もちろんプロジェクトが実際にスタートしてからで結構です!
スタートが待ち遠しいですね!引き続きよろしくお願いします!

OfficeS4S 代表
睡眠指導者 松本

【最高の準備とは】~眠りのプロフェッショナルとして~

カテゴリーお知らせブログ活動報告睡眠

2021/10/16

みなさんこんにちは!アスリートやプロスポーツ選手を目指す学生中心に睡眠指導および睡眠管理をしておりますOfficeS4S代表の松本光浩と申します。最近では事業拡大からの法人化を目標として、スポーツだけでなくさまざまな睡眠に関連する課題への取り組みを行なっています。

【最高の準備】

これは僕自身が事業を行なううえでバリューとして掲げているもの一つです。
今後法人化して会社が大きくなった時に社員に共通の認識をもっていただくためのもので、最高の準備は全員が常に心がけるような環境にしていきたいと考えています。

こちらでも投稿しているのですが、11月1日より1か月間で応援購入サイト「マクアケ」を通じて、睡眠指導者がこだわりを持って作った寝具を販売予定です。

当初予定したものと多少変更があり、すごいぎりぎりになってしまっています。
(間に合うのかどうか...)

今回みたいなイレギュラーな事態の対応っていうのは、どれだけ最高な準備をしていても起こるときには起こることで、その都度適切な対応をしていかなければなりません。

本体であればもうすでに撮影を終えて、掲載画像なども完成している予定だったのですが、実際の撮影日は明日です。

予期せぬ変更などがあった場合にいかに柔軟に対応できるか。今回のプロジェクトを通じて学べた部分かなと思っています。

そのうえで、対応後の準備を最高にする。
ここを徹底したいと思います!

今後のスケジュールとしては明日の撮影を投稿後
明後日に商品紹介など行なっていこうと思います!
商品紹介も小出しにしながら、少しずつ説明してプロジェクトの開始を迎えたいと考えています。

「寝るのは翌日のアウトプットの質を高めるソリューションで、寝ないで資料を読むのは頑張っている感に酔っぱらっているだけ」

これはとある寝具メーカーの広告で流れてくる、インフルエンサーの方のセリフです。

寝ずに頑張ったところでそれは翌日の質を上げるものではないという意味で、要するに資料を読むことよりも眠ることの方が「準備の質」としていいわけです。

もっと掘って話すと、そもそも読むべき資料を前日までに読んでいなかったことが準備としては質が悪いことになります。このあたりが逆算的思考を持つことで良い準備ができるということになります。

テスト前の一夜漬けと同じです。テスト中に眠くなってしまったら元も子もありません(とはいえ学生時代の僕はこんなことできませんでしたが泣)

場合によっては、本当に勉強していなくて、眠るよりも少しでも短期記憶で頭に詰め込んだ方が成績が良いということもあります。

簡単に説明すると

元々の自分の能力・知識が「10」あるとします。
そこから増やさずにしっかりとした睡眠をとって100%の力が発揮できれば
当日のテストは「10」の力を発揮できます。

ですが、一夜漬けでそれを頑張って「20」にするとします。
徹夜のせいでテストは60%の力しか発揮できなかったとしても
「12」の力になります。

こうすると「徹夜の方が良い成績じゃん?」って思うかもしれません。
本当にこの状況ならそれでもいいかなって正直思います。

でもよく考えてください。これは元の能力が「10」の話をしていて、その「10」は一晩で増やせるくらいの能力ということです。

テストで相当成績が低い場合は使えるかもしれませんが、社会でこれは使えません。「10」の力は求められません。

これが「1000」求められた場合、当日に「1000」発揮できるのと
一晩で「10」しか増えずに60%しか発揮できない場合とでは
寝た方が良いですねという話です。

そのためにも普段からの積み重ねでこの「1000」をどれだけ大きい値にしていくか、そして当日に100%の力を発揮できるか。

これが僕の考える「最高の準備」です。

僕は今回のマクアケプロジェクトは2つテストの日があると思っていて
・1つはプロジェクト開始日
・もう一つはプロジェクト終了日

日程が決まっている分、準備の質は徹底的にこだわることができます。

プロジェクト開始までは、予定通りのローンチとそれまでのプロモーションを逆算して行うこと、細かいミスは行なえないので、ぎりぎりまで徹夜するなんてもっての他です。

開始から終了までは、とにかく営業宣伝を続け、目標達成に向けて動いていく。
これも開始までには準備をしておく必要があります。

投稿したからには、この「最高の準備」のおかげでプロジェクトが成功しましたといえるように頑張りたいと思います!

OfficeS4S 代表
睡眠指導者 松本

【本気で寝具を作る!】マクアケ準備と今後のスケジュールにつきまして

カテゴリーお知らせブログ活動報告睡眠

2021/10/15

みなさんこんにちは!アスリートやプロスポーツ選手を目指す学生中心に睡眠指導および睡眠管理をしておりますOfficeS4S代表の松本光浩と申します。最近では事業拡大からの法人化を目標として、スポーツだけでなくさまざまな睡眠に関連する課題への取り組みを行なっています。

ここ数日にかけて、日本睡眠学会の定期学術集会一般演題の中から投稿していましたが、今回は以前こちらでも投稿した11月にマクアケにて販売します寝具につきまして紹介したいと思います!

一般演題も実際には参加してないんですけど、オンデマンド配信があるのでそちらで勉強しているんですけど、こちらもあと一週間くらいで期間が終わってしまうので、急いでみていきたいと思います(笑)

さて、寝具につきましてですが、11/1先行販売予定ですので、2週間前の10/18に商品を発表させていただき、そこから2週間はどのような経緯でその商品開発までたどり着いたのかなどを投稿していきたいと思います!

今後のスケジュール感ですが
・10/16➤撮影準備
・10/17➤商品撮影・モデル撮影
・10/18➤商品発表

・・・~10/31➤商品にまつわるエピソード投稿
・11/1➤マクアケにて先行販売開始

ちなみに販売期間ですが
11月1日~11月29日を予定しています。

他のプロダクトに比べると、多分期間が短いのですが短期勝負ということで設定しました。
結構この辺がめんどくさかったですね・・・

細かいお話などもどんどん投稿していきたいと思いますので
情報解禁まで今しばらくお待ちください!

冒頭にも述べた日本睡眠学会の一般演題の投稿は
こちらからご覧いただけますので、ぜひのぞきに来てください!

OfficeS4S 代表
睡眠指導者 松本

【腸と睡眠】睡眠の質と腸内環境の関係(日本睡眠学会第46回定期学術集会一般演題より)

カテゴリーお知らせブログ活動報告睡眠

2021/10/14

みなさんこんにちは!アスリートやプロスポーツ選手を目指す学生中心に睡眠指導および睡眠管理をしておりますOfficeS4S代表の松本光浩と申します。最近では事業拡大からの法人化を目標として、スポーツだけでなくさまざまな睡眠に関連する課題への取り組みを行なっています。

今回も日本睡眠学会の一般演題から取り上げたいと思います!
今回は企業との共同研究となりますので、今までにもありましたが、研究の概要だけかいつまんで、あとは僕がこのあたりをどのように考えているか投稿できたらと思います!

この演題の題目は「微細藻類ユーグレナの継続摂取による睡眠の質と腸内環境への影響

ユーグレナはミドリムシで、この長期接種で腸内環境が整うかというのに加えて、睡眠の質も併せて測定するような形です。

今回の睡眠検査はPSG(睡眠ポリグラフ検)とアクチグラフに加えて、二種類のアンケートも実施しました。

腸内環境は検便により、腸内細菌を調べました。

今回の研究で得られた結果の一部を紹介すると
「不眠傾向があった人は長期接種でPSQIが有意に減少(睡眠のアンケートで睡眠が良い結果になった)」という結果が得られました。

主観的睡眠感と腸内環境の関係が示唆されます。

もうひとつ面白い結果が、PSGの結果ではN3、N4と呼ばれる深い睡眠が増加したのに対して、アクチグラフの結果では、N1、N2と呼ばれる浅い睡眠が減少したという結果が出ました。

一番脳内を測定し正確な睡眠データを測定できるのはPSGです。このPSGとアクチグラフの一致率は60%以下という結果が出ています。

腸内細菌の継続接種により
・ストレス負荷タスクによる真北数の上昇を抑制
・セロトニン放出の促進
などの効果が得られました。

つまり、ストレスに良い!となります。(ざっくりまとめました)

難しい腸内細菌のお話もありましたが、僕自身も詳しくないのでちょっと割愛します(笑)
まとめると、腸内細菌を整え、ストレス環境を良くしてくれるとのことです。

腸と睡眠については結構関りがあると考えていて
良く「寝る3-4時間前までには夕食を食べ終わるように」というのも、この腸との関係にあります。(腸だけではありませんが)

それこそ腸に限らず、内臓機能は睡眠の様々な部分と関わっているので、僕自身ももう少し勉強しないとなと考えているところです。

ホルモン分泌なども含めて、内臓から睡眠へアプローチがもっとできるようになれば、食事の面からももっと良いアドバイスができるのかなと思っています!

他にも日本睡眠学会一般演題についての投稿をしていますので、こちらからご覧ください!

さて、11月の頭から寝具を「マクアケ」にて先行販売する予定です!
詳しくはこちらからご覧ください!

商品を出すにあたって、結構いろんな壁にぶつかっている状態です。
無事スタートはできそうですが、今回はプロジェクトが成功しなければ全て販売もなしというプロジェクトになっております。

必ず成功させるためにも、出来る事を最大限におこなっていきたいと思います!
もうすぐで2週間を切りますので、そろそろプロダクトの発表もしようと思います!

OfficeS4S 代表
睡眠指導者 松本

【覚醒の質の向上】を考える!アクチグラフ(活動量計)についての研究(日本睡眠学会第46回定期学術集会一般演題より)

カテゴリーお知らせブログ活動報告睡眠

2021/10/13

みなさんこんにちは!アスリートやプロスポーツ選手を目指す学生中心に睡眠指導および睡眠管理をしておりますOfficeS4S代表の松本光浩と申します。最近では事業拡大からの法人化を目標として、スポーツだけでなくさまざまな睡眠に関連する課題への取り組みを行なっています。

今回も日本睡眠学会定期学術集会の一般演題から投稿します!
ただ、今回は研究の内容を深堀するというよりかは、今までに自分の視点になかったことでとても面白かったものを共有させていただこうと思います!

それは「覚醒の質」についてです。

「睡眠の質」という言葉は聞いたことありますよね?世間でも多く取り上げられており、僕自身も「睡眠の質って結局なんなの?」というような投稿をしております。

要するに深い睡眠であったり、満足度であったりと、様々な指標がある中で睡眠の質ってひとくくりにするのは難しいですよねという話です。

今回「アクチグラフの活動量情報のパターンについて」という題目の演題だったのですが、この演題の中にあった「覚醒の質」というワードにとても関心を抱きました。

こちらの演題をとても端的にいうと、「アクチグラフを使って覚醒の質を表示する方法を開発した」というものです。

僕が興味を示したこの「覚醒の質」
このワードを初めて聞いたのでとても考えさせられました。

睡眠が大切だから睡眠の質にフォーカスするとはいえ、それは、覚醒の質をあげるために睡眠が大切ということなんだなと。
(ややこしい言い回しですみません)

このあたりを明確にするため、覚醒の質の評価方法をもっといろんな角度から検討するべきだと思います。
ここに結構チャンスはあるんじゃないかなと思っています。

仕事中や授業中によく眠くなる方、集中力が上手く続かない方、単純に覚醒の質が下がっているかもしれません。

覚醒の質の向上のために、もっと睡眠を大切に!というお話でした!
覚醒の質の向上のポイントなどがあれば、またいろいろ投稿していきたいと思います!

他にも日本睡眠学会定期学術集会の内容の投稿をしておりますので、そちらもぜひご覧ください!

OfficeS4S 代表
睡眠指導者 松本

コロナ禍にが大学生に及ぼした睡眠変化とは?大学のリモート授業による行動制限からみる睡眠の質の変化(日本睡眠学会第46回定期学術集会一般演題より)

カテゴリーお知らせブログ活動報告睡眠

2021/10/12

みなさんこんにちは!アスリートやプロスポーツ選手を目指す学生中心に睡眠指導および睡眠管理をしておりますOfficeS4S代表の松本光浩と申します。最近では事業拡大からの法人化を目標として、スポーツだけでなくさまざまな睡眠に関連する課題への取り組みを行なっています。

今回も日本睡眠学会定期学術集会から!

最近は多いですが、大学生を対象とした研究です!
題目は、「行動制限によって引き起こされる大学生の睡眠の変化に不安,孤独感が与える影響

先日、緊急事態宣言が解除され、現状リバウンドはなく、ワクチン接種も普及していることから、今後の動向と睡眠状態の変化も気になる所ですが、今回はコロナ禍によって余儀なくされた行動制限が、睡眠にどのような影響を及ぼしたのかの研究になります。

まず、今回の外出自粛などの不安は睡眠の質にどのような影響を及ぼすのかという点ですが、先行研究では、「良くなった」とされる研究と「悪くなった」とされる研究があります。

何度か僕も取り上げたり言及したことがありましたが、睡眠時間が延びたという点は良いことだし、日中の活動量が減ったのは睡眠からすると良くない事です。

大学生は講義がオンライン化するなど、生活様式に変化が出てきました。
先行研究ではどちらの効果も考えられたので、今回の睡眠評価は「変化」としてとらえて研究されています。

その他先行研究から不安や孤独を感じやすい人は、睡眠の質が変化しやすいという仮説のもと、Googleフォームなどを用いてアンケートをとって行われました!
この中で不安や孤独感についてもアンケートをとっています。

今回の結果は緊急事態宣言が発令されていた5月と12月の結果が提示され比較されています。
5月の睡眠時間の平均は7時間49分、一方12月の睡眠時間の平均は7時間20分

自粛の意識は5月の方が高いという結果に。(理由は自身の感染対策など様々でした)

睡眠の質自体は、良くなっているという結果に。
睡眠時間が長く、日中の意識が困難なことが少ないという結果が得られました。

睡眠そのものだけでなく、この「日中の意識」もしっかりと調査することが睡眠の評価には大切になります。

行動制限外の外出自粛の意識は、外出自粛の理由がそれぞれ異なることもあり、睡眠の質への影響は見られませんでした。

ストレスがかかる特異な生活環境や、自然災害などにおいて、不安特性が高い人は不眠や睡眠問題などが起こる可能性があるため、アプローチに注意が必要との考察です。

このストレスがかかる特異な生活環境は、割と幅広く当てはまってしまうのでは?と感じました。
特にスポーツ選手は試合やハードな練習が、身体的負荷に加えて過度な精神的ストレスに繋がることもあります。

そこを配慮したアプローチや対策が今後必要になってくるなと個人的には感じました。

この投稿の他にも、日本睡眠学会定期学術集会一般演題からの内容を投稿していますので、ぜひご覧ください!

OfficeS4S 代表
睡眠指導者 松本

高反発マットレスの研究につい【アスリートには良い?】(日本睡眠学会第46回定期学術集会一般演題より)

カテゴリーお知らせブログ活動報告睡眠

2021/10/10

みなさんこんにちは!アスリートやプロスポーツ選手を目指す学生中心に睡眠指導および睡眠管理をしておりますOfficeS4S代表の松本光浩と申します。最近では事業拡大からの法人化を目標として、スポーツだけでなくさまざまな睡眠に関連する課題への取り組みを行なっています。

紺紙も日本睡眠学会の定期学術集会一般演題から!
以前も取り上げたのですが、早稲田大学の睡眠研究所西多先生の発表から抜粋です!

(前回投稿した西多先生の他の記事はこちらからご覧ください!↓)

今回は寝具メーカーとの共同研究で、
「継続的な高反発マットレス使用が睡眠に与える⽣理学的影響」という題目でした。今回研究対象となっている高反発マットレスとは特殊樹脂でできている、通気性が確保されている反発力のあるマットレスです。

普段は、寝具メーカーと共同研究や、寝具に関する研究はあまり見ないのですが、僕が実際に寝具を作ることに着手したり、西多先生が以前から取り組んでいらっしゃる研究でしたので、今回は取り上げました。

いずれ僕の出す寝具も、丁寧に研究してデータとしてあげたいですね。

今までの高反発マットレスの研究はおそらくいくつかあるのですが、一夜での評価はマットレスの機能評価としてはふさわしくないので今回は継続的な使用を評価するということで、3日間の継続使用を行なっています

考察からみていきましょう!

今回の研究結果では、睡眠前半の深部体温低下の程度は、高反発マットレスのほうが低反発マットレスに比べて大きく、入眠に有利であると考えられます。
徐波睡眠など、睡眠構造には有意差が⾒られないとのことで、マットレスに睡眠構造を左右するほどの効果はないことが考えられるそうです。

先⾏研究では、高反発マットレスのほうが体動に要する筋活動は少ないという結
果だったのですが、睡眠中における粗大な筋活動には、マットレスの影響は
小さいようで、このあたりはあまりマットレス選びにおいて注力するポイントではないのでしょう。

筋活動とはかかわりがある気がしますけどね!そこまでなんでしょう。

表⾯筋電図、圧⼒分散分布、⾃律神経機能と組み合わせた研究が今後期待されます。いろんなデータがとれれば、もっとマットレス選びが容易にできるようになるんはないでしょうか!

睡眠前半の深部体温低下の程度は、高反発マットレスのほうが低反発マットレスに比べて大きく、入眠に有利であると考えられます。と述べましたが。これはアスリートにとってはいいのではないでしょうか。

こちらの投稿で、アスリートが筋肉量の関係で深部体温が下がりにくいことが考えられるとの考察でした。高反発マットレスによって深部体温が下がりやすく、入眠がしやすいに加えて、最初のサイクルの徐波睡眠を促してくれる可能性があります。

高反発マットレスは良くスポーツ選手を広告塔に使っていることもあり、認知度が高いイメージがあります。ただ、そこにつられて一般の方から「硬すぎる!」という声も良く聞きます。

筋肉量の多い方にはある程度支えられてる感じがあった方が良いと思うので、深部体温の面も踏まえるとアスリートとの相性は良いのではないでしょうか!

ただ、筋肉量も少なく、アスリートではない一般の方は広告塔につられて高額のマットレスを安易に買ってしまうのは注意が必要です。

もちろん重視する点は、そこだけではないので、多くの要素を組み合わせることが大切ですが、ひとつpointにしてもいいんじゃないかなと思いました!

他にも日本睡眠学会定期学術集会の一般演題の投稿をしていますので
ぜひこちらからご覧ください!

OfficeS4S 代表
睡眠指導者 松本