【覚醒の質の向上】を考える!アクチグラフ(活動量計)についての研究(日本睡眠学会第46回定期学術集会一般演題より)

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2021/10/13

みなさんこんにちは!アスリートやプロスポーツ選手を目指す学生中心に睡眠指導および睡眠管理をしておりますOfficeS4S代表の松本光浩と申します。最近では事業拡大からの法人化を目標として、スポーツだけでなくさまざまな睡眠に関連する課題への取り組みを行なっています。

今回も日本睡眠学会定期学術集会の一般演題から投稿します!
ただ、今回は研究の内容を深堀するというよりかは、今までに自分の視点になかったことでとても面白かったものを共有させていただこうと思います!

それは「覚醒の質」についてです。

「睡眠の質」という言葉は聞いたことありますよね?世間でも多く取り上げられており、僕自身も「睡眠の質って結局なんなの?」というような投稿をしております。

要するに深い睡眠であったり、満足度であったりと、様々な指標がある中で睡眠の質ってひとくくりにするのは難しいですよねという話です。

今回「アクチグラフの活動量情報のパターンについて」という題目の演題だったのですが、この演題の中にあった「覚醒の質」というワードにとても関心を抱きました。

こちらの演題をとても端的にいうと、「アクチグラフを使って覚醒の質を表示する方法を開発した」というものです。

僕が興味を示したこの「覚醒の質」
このワードを初めて聞いたのでとても考えさせられました。

睡眠が大切だから睡眠の質にフォーカスするとはいえ、それは、覚醒の質をあげるために睡眠が大切ということなんだなと。
(ややこしい言い回しですみません)

このあたりを明確にするため、覚醒の質の評価方法をもっといろんな角度から検討するべきだと思います。
ここに結構チャンスはあるんじゃないかなと思っています。

仕事中や授業中によく眠くなる方、集中力が上手く続かない方、単純に覚醒の質が下がっているかもしれません。

覚醒の質の向上のために、もっと睡眠を大切に!というお話でした!
覚醒の質の向上のポイントなどがあれば、またいろいろ投稿していきたいと思います!

他にも日本睡眠学会定期学術集会の内容の投稿をしておりますので、そちらもぜひご覧ください!

OfficeS4S 代表
睡眠指導者 松本