【「アスリートは睡眠の質が悪い?」筋肉量から考える客観的睡眠の質の評価~(日本睡眠学会第46回定期学術集会一般演題より)

カテゴリーお知らせブログ睡眠

2021/09/30

みなさんこんにちは!アスリートやプロスポーツ選手を目指す学生中心に睡眠指導および睡眠管理をしておりますOfficeS4S代表の松本光浩と申します。最近では事業拡大からの法人化を目標として、スポーツだけでなくさまざまな睡眠に関連する課題への取り組みを行なっています。

9/23-9/24で福岡国際会議場・福岡サンパレスホテル&ホールにて、日本睡眠学会第46回定期学術集会が開催されました。

当日は福岡まで足を運べなかったのですが、オンデマンドや一般演題はその後の視聴が可能ですので、いろんな方の研究や発表を聞くことができています。

興味深い内容をわかりやすくまとめたうえで、私見も踏まえて投稿していきたいと思います!

今回はアスリートと睡眠の質という題目で筋肉量から着目した研究です。
「アスリートは睡眠の質が悪い?」というお話です。

ちなみに睡眠の質とは?みたいな内容をこちらの記事にしてます!↓

今回の睡眠の質は、最初の睡眠段階でのN3(ノンレム睡眠ステージ3=深い睡眠)の割合を指しています。

N3体力回復に寄与する「成長ホルモン」が最も分泌されると言われていて、アスリートの睡眠の質を評価するうえでは大切なポイントになっています。

よく寝具の広告や睡眠サプリの決め文句で「最初の3時間が睡眠で大切です」といわれるのはそこから来ています。

研究内容は、インボディを使って体組成測定をしてから、睡眠の質を簡易脳波計を用いて計測し、アスリートの身体と深い睡眠の割合はどのように関わっているのかについて明らかにするようなものです。

一般の方からすると、「アスリートって身体を動かす分よく眠れるイメージ」があると思うんですけど、実は身体的な面から見ても精神的な面から見ても、そんなことないんですよね。

この研究では男女のアスリートを対象にしていますが、その中での性差(男女での差)の有意差は認められませんでした。被験者全体を比較して、男性の方が高身長・高体重・そして筋肉量が多いのに対して、女性は脂肪率・体脂肪率が多いというところから、性差ではなくこの筋肉量の違いにフォーカスしています

結果は女性(筋肉量が少ない)の方が以下のような睡眠の質の良さがありました。
・睡眠効率の上昇
・覚醒反応指数
・レム睡眠時間の延長

また、最初の睡眠段階でのN3(ノンレム睡眠の徐波睡眠)は女性アスリートの方が多かったという結果が出ました。

ここから体組成と最初のN3の割合と関係を考察すると以下のようなことが考えられます。

・筋肉量が多いと、最初のノンレム睡眠の徐波睡眠の割合が下がる
・脂肪量が多いと、最初のノンレム睡眠の徐波睡眠の割合が上がる

これはどういうことなのか?

考えられるのは筋肉量が、深部体温の低下しにくくさせている
ということです。

筋肉量は断熱材の役割を果たし、熱生産が高いです。
つまり筋肉量が多いほど、熱をしっかりと作れるということです。

すると、身体表面からの熱放射が低下し、深部体温の急激な低下ができず、スムーズな入眠ができないのです!という考察です。

深部体温の急激な低下は睡眠を誘発させます。深部体温を一気に上昇させることで、その反動で深部体温が急激に低下し、入眠ができるということで、寝る1-2時間前に深部体温を上昇させる入浴が良いとされています。

男性のほうが筋肉の面からすると、睡眠の質が悪く、
体温調節に影響する筋肉が、性差よりは大事ということです。

今後の課題としては、この筋肉量を考慮して、睡眠の介入方法を考える必要があります。

なかなかアスリートのように、睡眠を一般の方より欲していることを考えると結構難しいもんだいですよね。ですが、様々な方面からアプローチはすることが可能だと思いますので、特にアスリートとのつながりが深い僕は、この体組成と睡眠についてより知見を深めていきたいと思いました!

OfficeS4S 代表
睡眠指導者 松本

避難所の環境と睡眠について~日本睡眠環境学会法人設立記念講演会~

カテゴリーお知らせブログ睡眠

2021/09/29

みなさんこんにちは!アスリートやプロスポーツ選手を目指す学生中心に睡眠指導および睡眠管理をしておりますOfficeS4S代表の松本光浩と申します。最近では事業拡大からの法人化を目標として、スポーツだけでなくさまざまな睡眠に関連する課題への取り組みを行なっています。

以前こちらの投稿でも書いたのですが、睡眠について常に勉強するため、日本睡眠学会と日本睡眠環境学会に所属し、論文やセミナー参加などを通じて知見を深めています。

先日その日本睡眠環境学会主催の法人設立記念講演会がオンラインにて開催されました。その中の一項目である「避難所の環境と睡眠」を拝聴し、その内容を踏まえたうえでの私見を述べたいと思います。

全国各地で水害や地震等の自然災害発生により、被害が甚大になると避難所への避難が必要になってきます。しかしその避難所では満足な睡眠を得ることは言えず、不眠が多数報告されています。

その要因は自然災害にようる精神的な不安だけでなく、環境や寝具の固さ、足音や物音、光などの環境面も問題があるとされています。

この調査では以下のように述べています。

避難所の睡眠環境は、不眠の要因が複数重なる過酷な環境であり、東日本大震災では、災害関連死の33%は避難所の環境要因であり、人命を守るためにも、避難所の環境を改善することは急務である。

この避難所環境と睡眠については、このシンポジウムを拝聴するまでは考えたことがありませんでした。
そもそも災害がもしあった場合の睡眠環境なんて、普通に過ごしているだけでは考えつくような問題ではないように思います。

災害は無いに越したことはないですが、日本に住んでいる以上は避けては通れないところです。

今回のシンポジウムを拝聴して、不安による入眠困難はなかなか難しい問題だとは思いますが、寝具や環境はサポート次第ではどうにかなる問題だと考えます。

物音、光は集団生活となると制御が難しく感じますが、寝具の固さや温かさなどは改善の余地があるのかなと思います。

それで人命を守れるのであれば、各企業が協力しあって睡眠環境を少しでもよくすることを行なうべきだなと思いました。この事実が多くの寝具メーカーや企業に届くことを祈ります。

また、自分にもできることがあれば貢献していきたいと考えています。

ひとりでも多くの人が満足のいく睡眠を得られるように!!

OfficeS4S 代表
睡眠指導者 松本

良く聞く「睡眠の質」とは?睡眠指導者が考える、「睡眠の質の曖昧さ」について

カテゴリーお知らせブログ睡眠

2021/09/28

みなさんこんにちは!アスリートやプロスポーツ選手を目指す学生中心に睡眠指導および睡眠管理をしておりますOfficeS4S代表の松本光浩と申します。最近では事業拡大からの法人化を目標として、スポーツだけでなくさまざまな睡眠に関連する課題への取り組みを行なっています。

この記事は前回の公開シンポジウムの続編になります!

「睡眠の質」というワードを聞きますが、そもそも睡眠の質とは何ぞや?
というところを少し深堀してお話したいと思います。

結構僕自身「睡眠の質向上」って聞くと

????????????????

ってなります(笑)
なので極力使いたくはないのですが、見る方は睡眠の質という方がわかりやすいので、わかりやすく伝えたいときは使っています。

というのも、いくつか種類があると思っていて
まず、良質な睡眠とは何かを考えると

・入眠潜時が短い(布団に入ってから眠りにつくまでが短い)
・最初のノンレム睡眠中に徐波睡眠の割合が多い(深い睡眠をしっかりとれている)
・中途覚醒が少ない(夜中に途中で起きる事が少ない)
・早朝覚醒がない(朝早すぎる時間に起きる事がない)
・起床時の満足感が高い(起きた時にスッキリとした感覚がある)

他にもあると思いますが
これだけある中でひとくくりにするのは難しいなと思っています。

また、上記の問題は項目によって解決策が異なります。
全てを一つの方法で解決するのは難しいのかなと思います。

しかし世の中に蔓延る商品は全て
「睡眠の質向上!」とひとくくりに説明しております。

結局どれを目的にしてるのかいまいちわからないんですよね(笑)

多いのは「早く寝ることができる」「深い睡眠がとれる」
この2つなのではないかなと思います。

この前の投稿した研究では、体内リズムが乱れたり、日中の活動量が低いことにより疲れがたまらないことによって、「なかなか眠りにつけない」ということが睡眠の質となっております。

つまり上記を改善するには、日中の活動量を増やし、体内時計を整えるためにしっかり午前中に光を浴びる事が大切になってきます。

そうすることで「睡眠の質向上」につながります!

しかし先ほども書いたように、睡眠の質と一言でいってもさまざまな問題がありますので、その言葉に惑わされないように注意してください!

まぁ、「睡眠の質」って言葉がわかりやすく、もう浸透しすぎちゃっていますが(笑)

OfficeS4S 代表
睡眠指導者 松本

【今睡眠について考えるべきこと】公開シンポジウム「ポストコロナ社会を見据えた睡眠・生活リズムのあり方~コロナ自粛から学ぶ~」を拝聴して。

カテゴリーお知らせブログ睡眠

2021/09/27

みなさんこんにちは!アスリートやプロスポーツ選手を目指す学生中心に睡眠指導および睡眠管理をしておりますOfficeS4S代表の松本光浩と申します。

最近では事業拡大からの法人化を目標として、スポーツだけでなくさまざまな睡眠に関連する課題への取り組みを行なっています。

さて、私事ですが睡眠について常に勉強するべく、日本睡眠学会と日本睡眠環境学会に所属し、学術論文などを良く読むのですが、9月には福岡にて日本睡眠学会定期学術集会が開催されます!今回はオンラインでの参加になりますがとても楽しみです!

抄録集が先日家に届いてのですが、結構魅力的な研究や報告があったり、この分野は難しいなと思ったり、抄録だけで心が躍ります。

今回タイトルにある通り、その定期学術集会とは別に、公開シンポジウムを動画で拝聴したので、その感想と、内容を踏まえてこれから睡眠についてどう考えるべきかを書きたいと思います!

コロナ禍×睡眠について、先日行なった講義でも言及したのですが、良い面と悪い面があると思っています。
(先日の講義はこちら↓)

そのスライドがこちら(講義中のスライドとなります)

まずはメリットについてです。

コロナ禍により、不要不急の外出自粛や、テレワークの普及により、通勤時間が短縮され、睡眠時間が確保できるようになった方が多いと思います。

今まで睡眠時間の重要性を説いても「時間がない!」と思っていた人は、このテレワークが睡眠時間の確保にはとても有効なのではないでしょうか。
それ以外にも、通勤によるストレスが多かった方はそれが減ったということもあるでしょうし、オフィス内でのコミュニケーションがあまり円滑ではなかった方からすると、ストレス自体は減ってきたのではないでしょうか。

一方デメリットでは
コロナ禍により浮き彫りになった睡眠問題が挙げられます。

まずは、外出自粛により活動量が減ったことで、不眠症状を引き起こすという点です。
誰しも感覚的には「疲れる=眠くなる」というのを持っていると思うのですが、その睡眠のために疲れるというものがたまらないということです。

また、通勤するということは、外に出るということなので、必ず光を浴びます。
光を浴びることは「体内時計を整える」効果があります。

それによって、日中を活発化させる神経伝達物質「セロトニン」が合成され、セロトニンは夜になると睡眠ホルモンと呼ばれる「メラトニン」の分泌に繋がります。

光を浴びる量が少ないと、セロトニンの合成量が減り、十分な眠りにつけないということが挙げらます。

ざっと文字に起こしてみると、デメリットの方が大きい感じがします。
この「コロナ過×睡眠」に関しては、「睡眠時間が確保できる」と「睡眠の質が下がる」の両方の面があります。

シンポジウムでは、この後者「睡眠の質が下がる」を問題視している内容です。

ちなみに僕の意見からすると、睡眠時間が確保できてよかった!というのが一番強いです。これはコロナ禍が収まっても企業努力で従業員の睡眠時間が確保できる可能性が見えてきたからです。テレワークを上手く使いながら、時間の確保を企業全体で改善していくというのを期待します!

そしてこの浮き彫りになった睡眠の質低下問題を解決することを個人が意識していくと、より良い睡眠がとれるのではないかと思います!

冗長になってもあまり読みにくいと思うので、次に睡眠の質低下の問題を具体的に深堀り、改善するにはどのようなことに取り組めば良いのかを書きたいと思います!

OfficeS4S 代表
睡眠指導者 松本

【テレビをつけっぱなしで寝ると太る?】NATIONALGEOGRAPHIC ストレス社会を生き抜くベストな睡眠「なぜ眠るのか」現代人のための最新睡眠学入門から

カテゴリーお知らせブログ睡眠

2021/09/26

みなさんこんにちは!アスリートやプロスポーツ選手を目指す学生中心に睡眠指導および睡眠管理をしておりますOfficeS4S代表の松本光浩と申します。最近では事業拡大からの法人化を目標として、スポーツだけでなくさまざまな睡眠に関連する課題への取り組みを行なっています。

先日は不眠症について、「NATIONALGEOGRAPHIC」から抜粋して投稿させていただきました。

今回もその本の一項目にありました「睡眠と空腹」から。
正確なメカニズムはまだ解明されていない研究ですので悪しからず。

「テレビつけっぱなしはNG」

43,000人の健康な女性群を対象に、睡眠時に電気スタンドやテレビ、室内用照明などの人工光を浴びているかをどうか尋ねた。それから6年かけて追跡調査を行なうと、テレビや明かりをつけたまま眠る女性は、暗い部屋で眠る女性と比べ、BMIが10%増加し、体重が平均で5kg増えることが分かった。

夜間の光は睡眠ホルモンである「メラトニン」の分泌を抑制されることや、体内時計をリセットさせるという観点から考えると、睡眠の質を乱す作用があると考えられます。

おそらく、順番で言うと、「光→睡眠の質低下→食欲を抑制するホルモンの分泌が減る→食欲増進→体重増加」といったことが考えられます。

この研究から考えられるのは、睡眠の質だけでなく、光の抑制が「ダイエット」にも繋がる可能性もあるということですね!

テレビをつけたまま寝てしまう、明かりをつけたまま寝てしまう、あるいは寝落ちしてしまうという方は、見直してみると思わぬ改善効果が得られるかもしれませんので、ぜひお試しください!

OfficeS4S 代表
睡眠指導者 松本

【不眠症】NATIONALGEOGRAPHIC ストレス社会を生き抜くベストな睡眠「なぜ眠るのか」現代人のための最新睡眠学入門から

カテゴリーお知らせブログ睡眠

2021/09/25

みなさんこんにちは!アスリートやプロスポーツ選手を目指す学生中心に睡眠指導および睡眠管理をしておりますOfficeS4S代表の松本光浩と申します。最近では事業拡大からの法人化を目標として、スポーツだけでなくさまざまな睡眠に関連する課題への取り組みを行なっています。

そんな僕ですが、日本睡眠学会に所属していることもあり、基本的に睡眠の勉強は常にしているのですが(最近は少しビジネスによりがちですが)、基本は学会の論文などを読み知見を深めている中で先日久しぶりに「本」を買いました!

海外のものの翻訳版なのですが、日本の視点ではないのでいつもより変わった角度から学べてとても面白いです。

例えば日本は睡眠時間が短いことで有名ですが、近年ではアメリカをはじめ、世界的にも睡眠時間の短縮が問題視されています。デジタル化が進む中、どのようにデジタル機器や光と付き合っていくのかが大切です。

この本の中に「不眠症」という項目がありますが、中の項目を引用させていただくと

【睡眠障害である不眠症は、「睡眠をとる機会があってもなかなか寝付けなかったり、眠りを維持できなかったりする病気」と定義される】

とあります。基本的に1日なかなか眠れない=不眠症ではなく、週に3回程度このように寝付けない日があり、それが数か月にわたり続くときに「不眠症」となります。

ここが睡眠不足とはまた別の問題で、ポイントは「睡眠を取る機会あっても」という所です。

冒頭に触れたデジタル化は、睡眠不足(睡眠時間の短縮)の要因ですが、不眠症を助長する可能性も十分にあります。

夜間のデジタル機器の使用は光を取り入れることで睡眠ホルモンであるメラトニンの分泌が抑制されてしまいます。

デジタル化は便利で、今後は切っても切り離せない部分ではあるので、どう付き合うのかが大切になってきます。

例えば夜間にはブルーライトカットの眼鏡を使用する、電子機器を制限するなど一般的に言われることを徹底すると、睡眠に困っていることは改善できる可能性があります。

特に不眠症の疑いがある方は少し気にしてみてくださいね!

後は、慢性的な不眠ではない方で、たまに一日眠れないということがあった場合は、無理に眠ろうとしないことが大切です!

「眠るのに頑張ってしまう」と、余計に緊張して眠れなくなってしまいます。
以前「SHIBUYA CITY FC」に講義をしたときにもこのような質問がありましたので、注意が必要かなと思います!

この本の内容も踏まえてまた少しずつ睡眠について発信していこうと思います!!

OfficeS4S 代表
睡眠指導者 松本

初!寝具の開発に着手!【11月マクアケにて先行販売予定!】

カテゴリーお知らせブログ睡眠

2021/09/24

みなさんこんにちは!アスリートやプロスポーツ選手を目指す学生中心に睡眠指導および睡眠管理をしておりますOfficeS4S代表の松本光浩と申します。最近では事業拡大からの法人化を目標として、スポーツだけでなくさまざまな睡眠に関連する課題への取り組みを行なっています。

今回はタイトルにもある通り

初めて「寝具の開発」に着手しました!

厳密にいうと、初めての着手ではなく、1年前くらいから別の商品はいくつか開発しようとしていたんですけど、結局商品化とかは考えていませんでした。

元々クライアント専用の寝具を独自で作って提供することをしようとしていましたが、あまり良いメーカーが見当たらず、いくつかの企業とコンタクトは取りましたが結局完成までに至らなかったことがほとんどです。

今回はクライアント向けとかではなく
睡眠に寝具からアプローチしたいという方に対して
販売用の寝具のサンプルが出来上がりました!!!

以前なかなかメーカーとうまい具合に折り合いがつかなかったのも
極端にいえば「ビジネス的価値観の相違」みたいな問題ですね。

時間はかかりましたが、僕自身もいろんな方のお話を聞き
今回のチャレンジをすることにいたりました!

予定では応援購入サイト「マクアケ」にて先行販売を11月に開始します!

プレスリリース - 社名変更のお知らせ|Makuake(マクアケ)

商品が何かなどは、後々発表させていただくので
ぜひお楽しみください!

出来としては、想像以上!
これからもいくつかに分けて進捗を更新していきたいと思います!

OfficeS4S 松本

眠りから支える、眠りから繋がる【SHIBUYA CITY FC】

カテゴリーお知らせブログ睡眠

2021/09/23

みなさんこんにちは!アスリートやプロスポーツ選手を目指す学生中心に睡眠指導および睡眠管理をしておりますOfficeS4S代表の松本光浩と申します。

最近では事業拡大からの法人化を目標として、スポーツだけでなくさまざまな睡眠に関連する課題への取り組みを行なっています。

先日社会人サッカーチームで東京都一部リーグに所属している【SHIBUYA CITY FC】に睡眠講義をさせていただきました。

その時のプレスリリースも同時に配信させていただきました!

また、この度個人的にSHIBUYACITYFCをスポンサードさせていただくことになりました。

スポンサード条件の都合上、法人でのサポートではないため、文面でのみの報告となりますが、様々な角度からサッカーを通して渋谷を盛り上げていく【SHIBUYA CITY FC】を応援させていただきます!

スポンサードするにあたって、多くの企業や個人の方がSHIBUYA CITY FCをスポンサードしています。その理由は活動を見ていればわかるように、魅力的でかつ、活気に溢れています。

眠りとなると、その逆で「落ち着いている」とか「休息」のイメージが強いと思いますが、いろいろなことに熱狂するための「睡眠」です

眠らずに熱狂するのは僕は不可能だと思っています。

眠りにフォーカスすると、どうしても眠りばかりになってしまいがちなんですが
そうではなく、楽しく、一生懸命生きるために睡眠を大切にすることが真髄です。

これは僕の中での勝手なイメージかもしれませんが、
「眠らない街=新宿」ということで、事務所も新宿に構えていますが

最近は渋谷の方が夜眠らないイメージがつきつつあります。
眠らない街を眠らせる、そしてさらに盛り上げる!!!

といったような目標を掲げて、サポートさせていただきたいと思います!

また、スポンサードされている方には僕が参考にすべき方も多くいらっしゃるので、眠りから繋がれるととても嬉しく思います!

ということで引き続きよろしくお願いします!

OfficeS4S 代表
睡眠指導者 松本

プレスリリース配信!「渋谷×サッカー×睡眠」SHIBUYACITYFCに睡眠講義の実施について

カテゴリーお知らせブログ睡眠

2021/09/22

みなさんこんにちは!アスリートやプロスポーツ選手を目指す学生中心に睡眠指導および睡眠管理をしておりますOfficeS4S代表の松本光浩と申します。

最近では事業拡大からの法人化を目標として、スポーツだけでなくさまざまな睡眠に関連する課題への取り組みを行なっています。

先日こちらの記事を投稿させていただきました!

併せてPRTIMESさんでこの講義のプレスリリースを配信させていただきました。

https://prtimes.jp/main/action.php?run=html&page=releasedetail&company_id=80927&release_id=6&owner=1

プレスリリースの使用は2回目で、以前も社会人サッカーチームでJFLに所属する「FC刈谷」の選手に対しての睡眠講義でした。

https://prtimes.jp/main/action.php?run=html&page=releasedetail&company_id=80927&release_id=5&owner=1

他にもジュニアユースチームなどで睡眠講義を行なっているのですがプレスリリースとして配信していないのには理由があります。

(もちろん一番大きな理由は、契約上プレスリリースを配信し放題ではなく、1本あたりで金額が発生してしまうというのがありますが、今回のお話はそうではなく、なぜ限られた配信の中でこのような内容をリリースするのかという点です)

それは、スポーツ×睡眠に、「仕事」が組み合わさっているからです。

スポーツ選手に睡眠が欠かせないのは当たり前で、なおかつスポーツ選手のほとんどは睡眠が不必要なものだと感じていません。また、必要であるけれど削っていろんなことをしたい!という人もあまり見かけません。思っているとしてもスポーツのために睡眠をしっかりとるという人がほとんどです。

しかし、ビジネスマンはどうでしょう。もちろん仕事が長い、長時間労働を強いられている、通勤時間が長い、など様々な理由はあれど、睡眠を蔑ろにしがちではないでしょうか。

昨今では、睡眠時間を短くして質を上げようとしたり、深い睡眠が全て!みたいな話をちらほら耳にします。もちろんそれを提唱する人たちにはそれなりの根拠がありますで、観点は面白いので全否定をするつもりはないのですが、基本的にはおかしな話です。

睡眠時間を短くした方が良いというようなデータはありません。(不眠症患者の睡眠制限法はまた別の話です)

仕事は長々と行なうのに、睡眠は質がよければOK!みたいな説が萬栄しているのに僕は危機感を覚えています。

僕自身は日本睡眠学会にも所属し、自ら研究発表をすることはないですが、医学的知見も含めて多くの論文に目を通し、様々なデータを見てきています。

睡眠アプリで深く眠れていたことを堂々と独自メソッドとして出しているのが違和感でなりません。

もちろん質を高めること(そもそも睡眠の質ってなんだという話もありますが、ここを話すと長いのでまた別の機会で)も大切ですが、最低限の睡眠時間も必要です。

そこでふと、考えました。

睡眠は基本的に脳のお話です。つまり頭を使えば使うほど、睡眠が必要になるっていうのは単純な話ですよね。

でも、睡眠を大切にするのは身体の疲労が大きいスポーツ選手(もちろんスポーツ選手も頭を使いますが)。

???

脳で行なわれる活動に対して、ビジネスマンはもっと敏感にならなければいけないのではないか?

これは睡眠関連の事業をする方で睡眠グッズや短時間睡眠推奨者でない方であれば同じような気持ちだと感じています。

そこで、スポーツ選手であり、デスクワークにも励む社会人サッカー選手に対して睡眠の大切さを積極的に教え、なぜ睡眠が大切なのか、なぜ眠らなければいけないのかを、社会全体に還元していただきたいと考えています。

以前FC刈谷で睡眠講義をした後に、睡眠についての会話がチーム内でちらほらあったと耳にしたときに、とても嬉しい気分になりました。

それがスポーツチーム内だけでなく、職場でも出てきてほしいなと感じています。そのためにどんどんこのような活動は行なっていくし、なかなか睡眠が重視されず取りづらいという場合には、その社会を変えていく活動をしていこうと思っています。

眠りの持つ力は偉大です。逆説的ですが、それは日中楽しく過ごす、一生懸命過ごすためのものです。

多くの方に足りない眠りをもっと浸透させ、眠りのリテラシー向上と発展に貢献していきたいと思います。

OfficeS4S 代表
睡眠指導者 松本

【SHIBUYA CITY FC】睡眠講義実施!テーマは「渋谷×サッカー×睡眠」

カテゴリーお知らせブログ睡眠

2021/09/15

みなさんこんにちは!アスリートやプロスポーツ選手を目指す学生中心に睡眠指導および睡眠管理をしておりますOfficeS4S代表の松本光浩と申します。

最近では事業拡大からの法人化を目標として、スポーツだけでなくさまざまな睡眠に関連する課題への取り組みを行なっています。

本日は表題にある通り、サッカー東京都社会人サッカーリーグ1部所属「SHIBUYA CITY FC」の方に対して、睡眠講義を実施させていただきました!!!

睡眠講義の前に、SHIBUYA CITY FCのお話となぜこのような経緯に至ったのかを少しご説明。

SHIBUYA CITY FCは元々TOKYO CITY FCとして活動。当時は存じ上げていなかったのですがSHIBUYA CITY FCとなってから、とても魅力的なチームで、SNSを中心に様々な活動を目にするようになりました。

渋谷が拠点ということもあり、おしゃれで結構イケイケなクラブって感じで(笑)

ちょうどその存在を知ったあたりから、鈴木崇文選手のSHIBUYA CITY FC加入+現役復帰のリリースを目にしました。

鈴木選手現役復帰のリリース↓

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000050.000041717.html

鈴木選手現役復帰のリリース(ゲキサカ)↓

https://web.gekisaka.jp/news/detail/?322406-322406-fl

鈴木選手とは大学時代から面識があり、すぐにDMしてコンタクトを取りました。渋谷のカフェで取締役の小泉さんともお会いして、お互いの事業構想なんかもお話したのを覚えています。(当初の僕の計画とはいろいろと異なってしまいましたが)

そんなご縁から今回講義をさせていただくことになりました。

緊急事態宣言の延期が続き、このような社会情勢も考慮し今回はオンラインでの講義の開催となりました。

基本的に講義を行なう時は必ず全く同じ資料を使わないようにしています。セミナー関係はおそらく資料の使いまわしをする人が多いですが、それでは何も面白くないし、聞いてる側は初めてだからいいかもしれないですが、変な慣れが伝わってしまうこともある。

僕は基本的に話す内容は決めていますが、タイムリーなニュースや最新の研究などを1.2個は組み込むようにしています。

SHIBUYA CITY FCに限らず、競技者としてサッカーを続けている選手は、睡眠を大事にしつつも、睡眠の問題を抱えて僕に相談をいただけることが多いです。

今回の講義が少しでも受講して下さったSHIBUYA CITY FCの皆様のためになれば幸いです。

講義の依頼はHPのお問い合わせから承っていますので、興味がある方はオンラインでもオフラインでも対応いたしますので、ぜひお気軽にご連絡ください!

講義後にたくさん質問をいただいたのですが、ZOOMの関係上受付られず回答ができなかったので、またいただいた質問をまとめて回答してお渡ししようと思います!

講義を聞いてくださった方々、ありがとうございました!

OfficeS4S 代表
睡眠指導者 松本