【不眠症】NATIONALGEOGRAPHIC ストレス社会を生き抜くベストな睡眠「なぜ眠るのか」現代人のための最新睡眠学入門から

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2021/09/25

みなさんこんにちは!アスリートやプロスポーツ選手を目指す学生中心に睡眠指導および睡眠管理をしておりますOfficeS4S代表の松本光浩と申します。最近では事業拡大からの法人化を目標として、スポーツだけでなくさまざまな睡眠に関連する課題への取り組みを行なっています。

そんな僕ですが、日本睡眠学会に所属していることもあり、基本的に睡眠の勉強は常にしているのですが(最近は少しビジネスによりがちですが)、基本は学会の論文などを読み知見を深めている中で先日久しぶりに「本」を買いました!

海外のものの翻訳版なのですが、日本の視点ではないのでいつもより変わった角度から学べてとても面白いです。

例えば日本は睡眠時間が短いことで有名ですが、近年ではアメリカをはじめ、世界的にも睡眠時間の短縮が問題視されています。デジタル化が進む中、どのようにデジタル機器や光と付き合っていくのかが大切です。

この本の中に「不眠症」という項目がありますが、中の項目を引用させていただくと

【睡眠障害である不眠症は、「睡眠をとる機会があってもなかなか寝付けなかったり、眠りを維持できなかったりする病気」と定義される】

とあります。基本的に1日なかなか眠れない=不眠症ではなく、週に3回程度このように寝付けない日があり、それが数か月にわたり続くときに「不眠症」となります。

ここが睡眠不足とはまた別の問題で、ポイントは「睡眠を取る機会あっても」という所です。

冒頭に触れたデジタル化は、睡眠不足(睡眠時間の短縮)の要因ですが、不眠症を助長する可能性も十分にあります。

夜間のデジタル機器の使用は光を取り入れることで睡眠ホルモンであるメラトニンの分泌が抑制されてしまいます。

デジタル化は便利で、今後は切っても切り離せない部分ではあるので、どう付き合うのかが大切になってきます。

例えば夜間にはブルーライトカットの眼鏡を使用する、電子機器を制限するなど一般的に言われることを徹底すると、睡眠に困っていることは改善できる可能性があります。

特に不眠症の疑いがある方は少し気にしてみてくださいね!

後は、慢性的な不眠ではない方で、たまに一日眠れないということがあった場合は、無理に眠ろうとしないことが大切です!

「眠るのに頑張ってしまう」と、余計に緊張して眠れなくなってしまいます。
以前「SHIBUYA CITY FC」に講義をしたときにもこのような質問がありましたので、注意が必要かなと思います!

この本の内容も踏まえてまた少しずつ睡眠について発信していこうと思います!!

OfficeS4S 代表
睡眠指導者 松本