【マクアケ開始まであと8日!】サンプル到着からの課題。克服までの道のりも。
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2021/10/24
みなさんこんにちは!アスリートやプロスポーツ選手を目指す学生中心に睡眠指導および睡眠管理をしておりますOfficeS4S代表の松本光浩と申します。最近では事業拡大からの法人化を目標として、スポーツだけでなくさまざまな睡眠に関連する課題への取り組みを行なっています。
タイトルにもあります通り、マクアケ公開まであと8日になりました!
先日までに掛け布団の特徴である温度調節機能、中綿、国産について投稿させていただきました。それについてはこちらの投稿からご覧ください!
布団の中の温度を調節することが可能になり、ふわっふわのボリュームも出てきて、保温性もある。なおかつ洗濯機で丸洗いすることができるにも関わらず、洗ってもボリューム感が落ちない。そして国産!
この上ないくらい最高の掛け布団ができたのですが、ひとつ課題が残りました。
それは「フィット感」です。
簡単いうと側生地がしっかりしているのに対して、中綿にボリューム感がある素材を入れたので、はりが良くも悪くも出てしまい、包まれているようなフィット感はあまり得られませんでした。
重視するポイントはフィット感ではなかったので、それでもいいかなと思ったのですが、せっかくだからもう少しこだわって作りたい。
そう思い、何かフィット感を上げる方法を模索し始めました。
まずはじめに考えたのはサイズです。今回サンプルではシングルサイズを注文していました。ですのでシングルサイズより大きいサイズであれば、より体を覆うことができていいのではないか。そう考えました。
この時点でまだ多少は余裕があったのですが、それでもゆっくりはしていられないくらいの時間は迫ってきていました。
セミダブルサイズのサンプルが到着し、実際に試してみたところ、想定通り、フィット感が重さもあり少し向上し、暖かさや寝ている時に気になる回数が減りました。
ですので、マクアケでは正規サイズをセミダブルサイズで設定して、そのサイズのみでの展開を考えていました。
そうすれば掛け布団の機能に妥協せずとも、フィット感がある程度向上できる。
しかしもちろん問題点もありました。
基本的にシングルサイズ、セミダブルサイズ、ダブルサイズといった表記であれば、メーカーによってサイズが極端に異なることはありません。
ですがここでひとつのサイズのみで販売すると、おそらく「シングルサイズ」だと思ってしまうのでは。という懸念がありました。
もちろん最初から表記でセミダブルサイズです。とか、何センチメートルかを具体的に記載すれば問題ないです。でも買い手側からするとそこまで考えるかどうかは不安でした。
他のマクアケサイトに出品されている掛け布団を見ると、やはりシングルサイズがダントツに売れています。そもそもセミダブルサイズって実際はちょうどいいんですけど、響きてきに少し中途半端な感じがしますよね。
サイズの名前などを変えてなんとかそこをごまかして、大きめのサイズで展開をしようと考えていました。
すると、とある企業からご連絡をいただきました。
それは1年ほど前にコンタクトを取っていたメーカー様で、その時は話が流れてしまっていました。ちょうどこの写真くらいの時です(笑)
現在の状況と、プロダクトの説明、そして今後の商品展開として興味があるものなどを話させていただきました。
すると、あるご提案をいただきました。
「フィット感なら、掛け布団カバーをニット生地にして、フィット感をあげればいいじゃないですか?ニット生地ならそのままでも使えるので、布団そのものはあったかくて、夏はカバーだけで寝るということも可能です。」
良くある掛け布団カバーは基本的に綿かポリエステルでできていて、さらっとしているものが多いので、ニット生地という発想は全くありませんでした。
そして、すでに掛け布団生産を頼んでいたメーカー様に掛け布団カバーの問い合わせはしていましたが、取り扱っていないということでした。
「このニット生地を使えば、フィット感は改善しますか?」
その問いに、メーカー様の答えは「YES」でした。
こうして弱点であった、フィット感を掛け布団カバーにもこだわることで補うことにしました。この時にプロジェクト申請までの時間はあまり残されていませんでした。
明日の投稿では、この掛け布団カバーの詳細と、さらに深堀した部分まで書きたいと思います!
OfficeS4S 代表
睡眠指導者 松本