【睡眠】エアコン上手に使えてますか?

カテゴリーお知らせ

2020/08/20

おはようございます!
睡眠コンサルタントまつみつです!

突然ですが、エアコンを上手に使えていますか?
少し遅めの梅雨が明け、最近は暑い日々が続いていますね。
場所によっては気温が40度を超えるところもあるようです。
そうなると、熱帯夜も続いてきます。暑くてなかなか眠れないという経験は誰もがしたことがあると思いますが、今もそのようなことでお悩みではないでしょうか?暑い時期には「眠れない」ということや「暑くて夜中に何度も起きてしまう」というお悩みをたくさん受けます。

エアコン

少し眠りのメカニズムについてお話をします。夜眠るときには、「深部体温」という脳の温度や内臓の温度などが下がります。ヒトが眠くなるタイミングは、その深部体温が下がり始めたタイミングです。日中活動的になるときにはその深部体温が上がり、眠りが近づくにつれて深部体温が徐々に下がってきます。深部体温が高くなると、手足などの毛細血管から熱を外に出して深部体温を下げます。体の中の熱を皮膚から放射して眠りの準備をします。

熱帯夜など、暑い環境下でなかなか眠りにつけないのは深部体温が下がりづらいためです。また寝具(敷布団・シーツなど)と体が蒸れてしまうと不快感につながってしまいますし、睡眠にも悪影響を及ぼしてしまいます。

寝具へのこだわりも大切ですが、寝室環境もとても大切になります。
そこでエアコンを有効活用するのが良い睡眠をとるためのポイントになります。

ベッド

昔は「エアコンをつけて寝ると体に良くない」と言われていました。そのように言われて育った方も多いのではないでしょうか。しかしこの暑い時期にエアコンを付けずに我慢してなかなか眠れない方が体が休まりません。エアコンは一晩中つけていても問題ありません。その際にエアコンの風が直接当たってしまうと体が冷えてしまうので注意をしましょう。体を冷やすというよりは寝室を冷やすイメージでエアコンを活用してみてください。

就寝時刻の1時間前にエアコンをつけて温度を低めに設定して、眠る前に寝室を冷やしておくという方法もおすすめです!
朝起きて体が冷えすぎてダルいという方は、タイマーを設定してもいいでしょう。逆にタイマー設定をして暑くて夜中にエアコンが切れて起きてしまうという方は、一晩中つけても良いでしょう。僕は一晩中つけて、冷えすぎないように掛け布団やブランケットなどを使用しています。

この時期に良い睡眠を取るにはいろいろな工夫が必要ですが、ぜひ一度エアコンが上手に使えているか確認してみてください!特に暑くてなかなか寝付けない方、夜中に目が覚めてしまう方はそれだけで良質な睡眠が得られるようになるかもしれません。(節約をしている!などとなれば話は変わってきますが・・・)

睡眠コンサルタント まつみつ